重要問題習得講座〈アガルート〉を利用する際の注意点とは?(司法試験・予備試験対策)

勉強方法・講座利用方法

どのような講座にも、利用する際に注意しなければならないポイントがあります。この記事では、アガルートの「重要問題習得講座」を利用する際の注意点を紹介していきます。

この講座については、その名にふさわしく、「重要な問題」をカバーすることができる講座です。旧司法試験の過去問などを用いて、重要な論点を押さえることができます。

答案を書いたほうがよいのか?

この講座を利用している方から、「この問題集の問題も答案を書いたほうがいいでしょうか?」という質問を受けることがあります

私の回答としては、「その必要はない」とお答えしています。

もちろん、書けるのであれば書いたほうがいいのは間違いありません。しかし、予備試験、司法試験の過去問だけで、かなりの蓄積があります。これを書いていくことを考えれば、重要問題習得講座の問題集について、答案を書く時間を捻出するのは困難です。

アウトプット教材?インプット教材?

また、そもそも、この教材は、「アウトプット」ではなく、「インプット」のきっかけにすべき教材です。そのため、書いていく、というよりも、「問題検討」→「争点の抽出」→「ルールの選択・解釈」→「ルールの適用」→「結論」というプロセスを辿りながら、自分の理解が不十分なところを洗い出すための教材です。どちらかといえば、「インプット」に寄せて位置付けておくほうが、教材をうまく活用することができると思います。

問題集のカバー率が高いことを活用して、どんどん回していくようにするのが効果的な利用法だと言えるでしょう。

講義や論証集とのリンクを意識する

この問題集のいいところは、講義や論証集とのリンクが明確なところです。時間がない受験生は、インプット講座や論証集との連携を意識しながら対策すれば、全体像を一気に掴むことができるでしょう。

問題数が多いですが、インプット教材との行き来がやりやすいので、効率的な対策につなげることができると思います。その結果、時間短縮も可能だといえます。

今回検討した講座

アガルートの名物講座です。オンライン添削の合格者も、利用している方が多い講座の一つです。旧司法試験の問題などを活用しながら、重要論点の理解を深めるようにしてみてください。

オンライン添削の個別ミーティングでは、旧司法試験などの一般に公開されている過去問であれば、論点に関するご質問をしていただけます。また、添削も受け付けております。論述例の内容を個別に回答することはできませんが、重要問題習得のプロセスで困ったことがあれば、お気軽にご相談ください(オリジナルの問題は回答できかねますが、一般論としてご質問ください)。

[PR]難関資格試験の通信講座ならアガルートアカデミー

コメント

タイトルとURLをコピーしました